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2026/02/18 14:22
FEEL PERSIAは、イランで活動するデザイナーとPERSIAN TAGのコラボライン。
世界でも数少ない、ペルシアンアートをコンセプトとしたブランドであるFEEL PERSIA。
ここでは、FEEL PERSIAに込められた想いを、少しだけお話しさせてください。

ペルシアンアートとは?
そもそもペルシアンアートとは、どのようなものでしょうか。
2500年もの歴史を持つペルシア(現在のイラン)は、世界の中でも最も豊かな芸術文化を持つ地域のひとつ。
ペルシア絨毯をはじめ、モスクなどのペルシア建築、タイルアート、ミニアチュール、カリグラフィー。
長い歴史の中で育まれてきた独創性あふれる美しいアートは、今もなお世界中で愛されています。

そして、この様な伝統的なアートは世界的にも広く知られていますが、一方で「現代的な」アートをイラン国外で見かける機会は、非常に限られています。
残念ながら、比較的イランと友好関係にある、ここ日本でも——

経済制裁とアート
ではなぜ、世界的にも豊かな芸術文化を持つイランのアートが、国外へ広まりにくいのでしょうか。
様々な要因がありますが、その一つとして挙げられるのが「経済制裁」です。
イランは、現政府の核兵器製造疑惑などを背景に、10年以上にわたり国際的な経済制裁を受けています。
この経済制裁は現在、基本的には「核や武器開発に関わる範囲」で課されています。
しかし、その範囲外にも影響は及びます。もちろん今回のテーマであるアート分野にも——
たとえば国際送金。
イランは国際的な金融網から外されている関係で、他国からイランへの送金が原則できません。
するとどうなるでしょうか。
いくらイランのアーティストの作品が魅力的でも、買い付けや支払いの手続きが大きな障壁となり、結果としてイランの製品が国外へ出にくくなってしまいます。
もちろん、政府に核兵器製造の疑いがある以上、経済制裁はやむを得ないと考える方もいるかもしれません。
しかし、その国が育んできた芸術や文化の広がりまで阻むことが、果たして道理にかなっているのでしょうか。
※「経済制裁とイラン」については、PERSIAN TAG LIBRARYでも詳しくご説明しています。ぜひご覧ください。
◼︎イランと経済制裁〜制裁とは何のためにあるのか?〜

そのような状況のもと、FEEL PERSIAは次の2つのコンセプトのもとに誕生しました。
ペルシアンアートを知る機会の提供
前章でお伝えしたように、現在の日本ではイランの現代アートに触れる機会は非常に限られています。
もちろん、素敵なペルシア絨毯や工芸品を扱う魅力的なお店はいくつかありますが、まだ日本での認知が低い現代アート作品を、制裁下の状況で新たに展開するのは簡単ではありません。制裁があるが故、企業としても踏み込みにくい領域だと言えます。
だからこそ当店では、FEEL PERSIAを通じて、素敵なペルシアンアートを多くの方に知っていただく機会を提供したいと考えています。
イランのデザイナーの活動のサポート
FEEL PERSIAでは、一般的な「デザイン買い切り」ではなく、皆さまにアイテムをご購入いただくたびに、売上の一部をデザイナーへ還元する仕組みを採用しています。
これにより、経済制裁などで活動の場が制限されるイラン在住デザイナーの活動を、継続的にサポートします。
この取り組みが、ペルシアンアートのさらなる発展に少しでも寄与できることを願っています。
さいごに
「イラン」と聞くと、政治や国際関係の影響で良いイメージを持ちにくい方もいるかもしれません。
しかし、そうした政治や国際関係が生まれる何百年、何千年も前から、ペルシアのアートは発展を続け、世界中の人々に愛されてきました。
そんなペルシャのアートを、アパレルや雑貨といった身近なアイテムを通じてお届けし、皆さまの毎日を少しでも彩ることができましたら幸いです。
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